3月16日に起こった福島県沖の地震
わたしの住んでる地域は宮城県。観測した地震の強度は6強でした。
今回は震度6強の地震はどんな状況だったのかなど書いていきます。
実際に感じたこと
- 5強と6強のレベルはかなり違う
- 動けない
- 命の危機を感じるレベル
- トラウマになる
備忘録の日記感で淡々と書いてますので、面白い記事ではありません。
ただ、地震が多い日本で地震に慣れずに普段から対策を再確認することが大事です。
自分の家の地震対策を改めて見直すきっかけにしてもらえれば嬉しいです。

震度のレベル
わたしはむかしから宮城県に住んでいるわけではなく、地元はとなりの山形県。
山形県って震災のときもある程度揺れたものの、震度5とか5強くらいでそこまで強い地震って実はあまりないんですよね。
だから震度6~を経験したのが今回が初めて。
(まぁ3.11で日本人の感覚がおかしくなってて、本当は震度5とかでもかなり大きいんですが・・・)
それでも震度5と震度6で揺れのレベルはかなり違いました。
インスピレーションとしてはこんな感じ
震度5→うわ、地震だ!でかいでかいでかい!
震度6→やばいやばいやばい!怖い!
この危機感は経験しないとイマイチ分かりづらいですが、震度6になると本能的に怖いとか命の危機を感じます。
あのときの地震は第六感が!?
わたしは占いとか特に信じないし、オカルト系やスピリチュアル系はいつも話半分で聴いてます。
今回も特にスピリチュアルな話をするつもりはないんですが、あのときの地震では何か第六感的なものを感じたんですよね。
いつもと違う、エネルギーのようなもの。本能的な危機感かも?
基本平日の夜は、
仕事終わる→夜ごはん食べる→お風呂はいる→ブログ書く
という日常を過ごしているんですが、その日はなぜかブログを書く気になれませんでした。
なーんか「今日は嫁さんと過ごそう」って思ったんです。
そして嫁さんも平日にしては珍しくお酒を買ってきて、一緒にのんでたんですよね。
ご飯たべて、お風呂もはいって、準備おっけー。んじゃのむかー的なノリで、アマプラでドラえもんを見ながら乾杯してお酒のむ。
お酒をのむと嫁さんが眠くなるから、いつも通り横になって寝る
わたしはドラえもんを見ながらお酒のむ
そんないつも通りの日常の中で
何か日常じゃないものを感じました
ちなみに、いま住んでるアパートって結構クソで・・・
断熱材入ってるのかってレベルで冬は寒いし(朝の気温はマイナスになるし)
電車や新幹線、大きなトラックが通ると揺れるようなクソアパートなんです。
ペットボトルをおいてたら、基本水面が揺れてる。そんなレベルでいつも揺れてます。
地震ってP波とS波があると思いますが、先にとどくP波・・・いわゆる初期微動
そこで何かを感じ取りました。
いつもなら「あ、揺れてる、地震だな」程度で過ごしていたんですが、
そのとき初期微動を感じ取ったとき、「!?」と何かを感じとりました
感じ取ったと同時に、わたしは気づいたら横で寝ていた嫁さんに覆いかぶさってました。
本当やばい!とか危ない!とか考える前に気づいたら覆いかぶさってた感じ。
そして嫁さんもわたしがいきなり覆いかぶさってきた驚きで起きる
そこに1回目の地震がくる。
カタカタカタカタ・・・ガタガタガタガタ・・・
でかい。
この地震はでかい。と思ったらまた2回目の地震が・・・
ガタガタ・・・ダンダン・・・ギシギシ・・・なんとも言えない不気味な音と一緒にものすごい揺れがきました。
ほんとスピリチュアル的な話は信じてないですが、地震の前に感じた”何か”は何だったんでしょう・・・?
動物も地震の前に騒ぐとか、そんな動物が持つ本能的な”何か”を感じ取ったのかもしれません。
実際知り合いも同じように「今回の初期微動でいつもと違う何かを感じた」って言ってた人がいたので、一定数は共感してもらえました。
もしかしたら動物の本能的な直感がはたらいたのかも?
いつもそんな野性的な生活を送っているわけではないんだけどね・・・
震度6強は一歩も動けない
震災を経験された方だと、3.11の地震の方が規模が大きかったので、今回のはまだ対応できる範囲だったのかもしれません。
ですが、
正直初めて経験した感想としては・・・「怖くて一歩も動けない」でした。
1回目の地震がおさまったとき、部屋の中は異様な静けさに包まれてました。
実際テレビとかなにかしらの音はなっていたはずなんだけど、嵐の前の静けさという感じの異様な雰囲気。
自分の心臓がバクバクなってる音とおびえてる嫁さんの呼吸だけが聞こえる
1回目でも「この地震はやばい」と感じて怖くて動けなかったのを覚えています。
そして数分後にまた初期微動が・・・カタカタカタカタ
また来るのか・・・思った矢先
2回目、震度6強の地震。
建物が泣いているようなギシギシ音と
地響きのような不気味な低い音と
食器とかいろんなモノがぶつかっては落ちていく音
もっといろんな音が鳴っていたとおもいますが、
正直当時の状況を事細かに思い出せないくらい動揺していました。
本当に命の危機を感じるレベルで揺れる
立てない
何も動けない
怖くて言葉も発せない
わたしはただただ嫁さんの頭を抱えこむしかできない
もし建物が倒壊したら・・・
上の照明が落ちてきたら・・・
そんなことばかり考えてては早く終われと願うしかできない
3.11を経験された方ならもしかしたらテレビをおさえたり、キッチンに行って落ちそうなものをおさえたりと動けたかもしれません。
ですが、初めてこんな大きい地震、揺れの前では
テーブルの下に隠れるどころか、1歩も動くこともできませんでした
嫁さんも足の震えが止まらず動けない
やっと揺れたおさまったと思って、家のなかを見てみたらいろいろと悲惨な状況がおきてました
食器棚は倒れて食器は割れ
上に置いていた電子レンジなどが壊れ
そしてテレビも壊れる
震度6強ってこれほどにも大きい地震なんだと改めて感じた瞬間でした
それと同時に、ケガが命に関わるようなことがおきなくて本当よかったと感じました
結局は命があれば後々どうにでもなるから。
本当に怖くて一歩も動けなかったです
何もできないです
自然の前では本当に無力・・・
これはトラウマなるわ・・・
震度6強の地震がおさまった夜とか
次の日とか
震度1とか2とかの小さい余震がありますよね。
小さい地震でも、「また初期微動?」「いま小さいけど、もしかしたらこれから大きくなる?」って思ってしまって全然気が休まらない!
すこしでもカタカタって揺れると心臓がドクンドクンって反応して、何事もなくてホッとして・・・
なんて1回1回反応してたらメンタルが持たん!!
ってことで幸いその地震がおきた週の週末は3連休だったので実家に戻りました。
帰ったらわかる。
全然揺れない!
揺れない安心感!数日振りになにも心配しないで熟睡できました。
それでも実家からアパートに戻った夜。
特に余震もないんですが、心のどこかで本能的に怖がってる自分がいるんですよね。
なんかそわそわするというか。
いつも頭のどこかに地震がくるイメージがこびりついているような感じ。
そうか。これがトラウマか・・・
ちょっとの揺れでもフラッシュバックしてきて心臓がバクバクなる
これがトラウマか・・・
地震・災害対策をいまいちど!
わたしの家も震度6強でだいぶ家電が壊れました。
だけどしっかり対策していれば防げた家電もありました。
正直わが屋の地震対策はほとんどといっていいほど、何もしていなかったんですよね・・・
- テレビ台の代わりにテーブルを使っていたりとか
- そのテーブルの上にテレビをただ置いてただけとか
- カラーボックスを食器棚代わりに使用していた(扉がない)とか
- 突っ張り棒とかで固定していなかったとか
考えれば考えるだけ”なるようになった”結果です・・・
天災はいつ来るかわかりません。
今日また地震が来るかもしれないし、雷が落ちて火事になるかもしれないし
あなたの家に倒れそうなモノはありませんでしょうか?
今回の地震をきっかけに改めて地震対策を見直してみるのも良いかもしれません。
というより、改めて地震の対策を見直してみてください!
耐震グッズ
- テレビをテレビ台に固定する
→絶対した方がいいです。テレビの出費は大きいので・・・
- 家具は上下に突っ張り棒で固定する
→こんなことにならずに済みます
- 耐震ジェルで動かないようにする
ちなみに
突っ張り棒を使うなら、これオススメです!
地震でもビクともしなかった優れもの!
- 突っ張り棒
震度6強の地震でテレビやモニターたちが倒れていく中、突っ張り棒+モニターアームで固定してたモニターだけはびくともしなかった💡
【結論】
突っ張り棒とモニターアームの組み合わせ最強一応下記に商品リンク貼っておくので参考まで。 pic.twitter.com/JEBsquM1eK
— たかずん@アニメ×雑記ブロガー (@taka_zunzun) March 17, 2022
