婚約指輪ってみんなプレゼントしてるのかな?
よく給料の3か月を~なんて意味わかんない法則を耳にすることがあるけど、そんな金額準備できる人なんて何%いるんだっていつも思ってます。
大手広告代理店、電〇が広げたとか都市伝説があるけど、信じるか信じないかはあなた次第です・・・
でも電通がきらいなのは本当です。
さてさて、
わたしは田舎の普通の会社員です。ひらです。
役職なんてありません。給料も安いです。
そんなしがない普通の底辺会社員が何とか婚約指輪をプレゼントしたい一心で自作しちゃったので、作り方を紹介していきます。
何か形のあるものをプレゼントしたい!
↓
でもお金がない
↓
そうだ、作っちゃえ
こんなノリで作っちゃいまいた。
それで実際の結婚式でサプライズでプレゼントーーーー!!!
メモ
予算はおよそ1万3000円
制作時間は2時間くらい
こんな方におすすめ
- これから婚約しようと考えている人
- 結婚・婚約したけど婚約指輪は高いから・・・と諦めている人

ってことで、もし婚約指輪あげたいけどお金がぁ・・・って方がいれば参考にしてください!
実際にプレゼントした指輪
こちらが実際に自作して結婚式でプレゼントした婚約指輪
一応それっぽいでしょ!?
正直個人的にもびっくりしてるレベルでちゃんとできた(笑)
実際の作り方を紹介していきます!!
材料
まずは指輪作りに必要な材料をそろえます。
とくにプロ用を準備したとかはありません。全部ネットで購入したものです。
予算は当時の価格帯でおおよそ1万3000円!
参考にどうぞ!
必要なモノと金額目安
材料 | おおよその金額(当時) |
銀板 | 3,000円 |
糸のこ | 700円 |
紙やすり | 500円 |
金属やすり | 200円 |
ガストーチ | 1,500円 |
木のハンマー | 750円 |
銀ロウ | 1200円 |
リングゲージ | 2,000円 |
リングケース | 2,000円 |
なんちゃってダイアモンド | 500円 |
研磨用「ピカール」 | 700円 |
合計 | 13,050円 |
家にあるものは代用して全然OK!
銀板
指輪のもととなるところ。素材ですね。
こだわればシルバー925とか、シルバー950とかあるんですが、こだわりなければシルバー950あたりで良いかと思います。
わたしは価格重視で安い素材にしました(笑)
実際使うぶんって5センチとかそんなもんですからね。
糸のこ
銀板をカットするさいに使用する糸のこ。
ハサミで切れるかなとも思ったんですが、絶対切れないと思ったのでやめました。
自宅にも昔おじいちゃんが使ってた糸のこがあったんですが、サビッサビで使い物にならなかったので新調。
安いやつで十分です。当時Amazonで700円くらいでした。
紙やすり
仕上げ用の紙やすり。
指輪の輝きはどれだけ磨くかで決まります。
粗い番手~緩い?番手まであるといいです。
わたしはネットで買いましたが、ホームセンターでも1枚ずつとか売ってるので近場でそろえても大丈夫。
金属やすり
バリを取ってある程度かたちにするために必要な金属やすり。
紙やすりでもできないことはないですが、果てしないくらい磨かないといけないのでおすすめしません。たぶん摩擦で火がつくくらい磨かないといけなくなります(笑)
Amazonで2200円くらいだったので新しいやつを購入。
ガスバーナー
銀板をくっつけるときに使います。熱で溶かしてくっつける感じですね。
よくカセットコンロで使うガスと、ガストーチを使えば何でもOK!
木のハンマー
叩いて叩いて叩きまくる用のハンマー。
鉄製より木製のハンマーの方が傷つけないから木製がおすすめ!
銀ロウ
銀板をくっつけるときに使うのが銀ロウ。
接合面に溶かしてくっつけるやつ。絶対必要!
リングゲージ棒
指輪を丸く仕上げるためと、サイズ通りに作るために必要なリングゲージ。
サイズを確かめるためもありますが、リングをしっかり丸くするため必要なので絶対使った方がいいやつ。
リングケース
指輪を入れるケース。
代用できそうなケースを持っていればなんでもいいです。
わたしは母親のとか見たけどちょっと古っぽさがあったので、せっかくだから新しいの買いました。
しかもライト付きのやつ!
なんちゃってダイアモンド
指輪のトップについてる飾り。
ダイアモンドなんて買えないので手芸屋さんで売ってるやつを代用しました。
手芸屋さんに打ってるアクリルビーズみたいなものを使えば数百円でそれっぽくできます。
サイズもいろいろ売ってるので、手芸屋さん見てみて!
リンクはイメージです
研磨用「ピカール」
やすりでいくら研いてもなかなかピッカピカにならないので、チート技です。
これ使うと本当の指輪のようにピッカピカになります!
(しっかりやすりで磨く前提です)
作り方
作り方のおおまかな流れはこんな感じ
銀板カット→バリとり→丸くリングの形する→銀ロウでくっつける→磨く→飾り付け
とりあえず磨いて磨いて磨くのが大変だけど、磨いたぶんだけキレイになるよ。
実際やってみると思ってたより簡単♪
①銀板カット
まずは注文して届いた銀板をカット!
あらかじめ、紐とリングゲージの棒を使って長さを測っておいてください。
例:12号ならリングゲージの12にひもをとおして長さを測る
長さが決まったら
測ったひもの長さを参考に銀板に印をつける
(キモチ長めで印つけた方が安心です)
印を目印に糸のこを使ってカットする
カット完了!
カットした断面がギザギザだから注意
このままではリングが太くなるので、さらに縦にカットします。
カット完了♪
細いのでちょっと大変かも
②金属やすりでバリ取り
カットしたままだと断面がギザギザすぎて、指輪をはめたら血だらけになるのでバリ取りをします。
③リングゲージに合わせて丸くする
画像撮り忘れました。
リングゲージ棒を使ってさっきカットした銀板をリングの形にしていきます。
リングゲージ棒に合わせて木製ハンマーで叩いてリングにします。
このときつなぎ目(合わせ目)が段違いにならないように真っ直ぐ曲げるようにしましょう。
ポイント
ここで合わせ目をやすりでまっすぐにしておくと、くっつけたときにきれいなリング状になります。
④銀ロウをつけて接合
ここが大変なパート
接合面に銀ロウをのせてバーナーであたためて接合していきます。
ポイント
うまくロウ付けするポイントは、接合面だけでなくリング全体を暖めること!
バーナーであたためていくと、フラックスがブクブク~って膨らんできます。
さらに加熱を続けると、銀ロウがしんなりしてきてきます。
そして銀ロウが溶けると、合わせ目にスッと流れて入ります。
毛細管現象って言うらしい。
銀ロウでくっつけたリングがこちら
あとは冷まします。
⑤木製ハンマーで形を整える
銀ロウでくっつけた状態だと形がまだいびつなので、しっかりリング状にする必要があります。
再度リングゲージ棒に指輪をはめて、木製ハンマーで叩きながら形を整えていきます。
(ここも画像撮り忘れました。)
しっかりリングゲージ棒に沿ってピタっと合うまでしっかり叩いて整えましょう。
⑥地獄のやすりがけ
ここまできたらほぼ完成間近~♪だけどやすりがけ大変マジか~♪
とこっとん紙やすりでやすりがけです。
粗いやすりから順番にかけていきます。
内側もしっかりやすりがけすることで着け心地が変わるので、手を抜かずにやりましょう。
⑦ピカール
チート技・ピカール
これすっごいの!
やすりでめっちゃ磨いて磨いて磨いても、ちーっちゃい小キズみたいなのが残るけど
このピカールを使うことで本当新品みたいにピッカピカ!!

⑦トップの飾りをつける
「飾りをつけずにリングだけでいいよー」って場合はここからの作業は不要です。
わたしは「婚約指輪」が目的だったので、TOPの飾りをつけました。
使ったのはこちら
TOPのやつ→ダイアの代わりに手芸店で買ってきた宝石っぽいアクリルビーズ
台座→昔してたピアス。
台座は他にいい感じのなかったのでピアスを代用しました。
まずは指輪と台座の固定
これも銀ロウを使って固定します。
先ほど磨いてキレイにしたリングとピアスの台座を固定していきます。
ポイント
意外とグラグラして難しいので、先に瞬間接着剤で仮止めしてからまたバーナーでフラックスを溶かして銀ロウをくっつけるとやりやすいです。
台座と宝石の固定
あとは台座と宝石っぽい石を固定すればOK!
固定は接着剤とかを使えば簡単ですよ。
ちなみに
瞬間接着剤でもくっつきますが、衝撃に弱いので耐衝撃タイプの瞬間接着剤か弾性接着剤を使うのがオススメ!
瞬間接着剤でも本当にくっつくのに1日くらいかかるから放置するべし!
⑧完成
ついに完成ー!!!!
近くでみれば石の輝きがちょっと弱めだから自作感がわかっちゃうけど、パっと見全然いい感じでしょ!?
値段じゃない!愛なんよ♡
予算はおおよそ1万円!
だいたい作成時間は2時間くらいかなー?
午前中時間あれば完成できる感じです。
ぜひ参考にしてみてください!!