

『Logicool G ロジクール G PRO X ゲーミングキーボード 』はプロも使用しているメカニカルキーボードで、軸を自由に交換できることから非常に評判が良い人気のキーボードです。
さらに近年コロナ禍ということでFPSなどPCでゲームする人が増えていることもあり、中々値崩れしないキーボードとなっています。高いところだと約18,000円。Amazonなど安いときだと約11,000円ほどで販売されています。
今回はLogicool G ロジクール G PRO X ゲーミングキーボードを1年以上(間もなく2年)使用して見えてきた感想を紹介していきます。
1年間使用した感想
- 青軸のクリック感がたまらない!
- FPSのゲームするなら最高!
- 1日に5,000文字とか入力文字が多くなると青軸が飽きてくる
結論・・・
買って間違いない商品
なぜ買ってよかったのか、満足と思ったのか・・・製品情報や特徴~1年以上使ってみての良い点・イマイチな点を踏まえて解説していきますので、参考にしてもらえれば嬉しいです。

Logicool G PRO X キーボード:基本スペック
名称 | Logicool G PRO X ゲーミングキーボード |
型番 | G-PKB-002 |
入力方式 | メカニカル方式 |
バックライト | LIGHTSYNC RGB |
キースイッチ | 青軸(標準 |
サイズ(高さ x 幅 x 奥行き) | 横36.1cm x 縦15.3cm x 高さ3.4cm |
重量 | 980g |
接続 | USB有線1.8m(着脱式) |
マクロ | Fキー12個へ設定可能(G HUB使用) |
専用ソフトウェア | Logicool G HUBソフトウェア |
保証期間 | 2年間無償保証 |
Logicool G PRO X ゲーミングキーボード(G-PKB-002)は2019年10月24日に発売されたゲーミングキーボードです。
実際の大会でプロゲーマーが使用している実績もあります。
外観・梱包内容
梱包内容
外箱はいつものロジクールらしい箱。裏面と側面に特徴と仕様が記載されています。
本体のほかに、キーキャップ交換する際に使用するキーキャッププラー、取扱説明書、保証書、保証規定、ステッカーが入っています。

外観
キーボード本体はマットな感じで高級感があります。テロテロしてると安っぽいですからね。。。
RGBライトの光り方もしっかり光るけど、うるさくない感じ。安い中華のキーボードとかだと主張がありすぎて下品に感じることもあるので・・・
やっぱり控えめにしっかり光らせてこそ価格の差が出ます。

特徴
Logicool G PRO X ゲーミングキーボードの主な特徴を改めて紹介します。
スイッチの入れ替え可能
Logicool G PRO X ゲーミングキーボードを購入する一番のメリットとしてやっぱり「スイッチ交換」ができることです!
GX Blueクリッキー(青軸)
GX Redリニア(赤軸)
GX Brownタクタイル(茶軸)
応答性、耐久性が優れている点はもちろんのこと、好きな打鍵感にカスタマイズできる点が一番のメリットです。
※赤軸、茶軸は別売り。
3段階の角度調整
Logicool G PRO X ゲーミングキーボードは、裏の高さ調節部分(写真赤枠)することで3段階で角度調節することができます。

1段目
2段目
3段目

2種類のボタン
右上のボタンで「ゲームモードの切り替え」「RGBのON/OFF」が1ボタンで切り替えできます。
右側のボタンが「LEDライティングのON/OFFボタン」
左側のボタンが「ゲーム中の誤作動を防ぐためのゲームモードのボタン」
ゲームモードとは
「ゲームモード」とは特定のキーを反応させなくする機能。
ゲーム中に「Windowsキー」や「Caps Lockキー」を押してゲーム画面から裏画面に行くことを阻止することができます。
要は誤入力防止機能ですね。
「Logicool G Hub」で自分好みにカスタマイズ
ロジクールの専用ソフトウェア「Logicool G Hub」を使えばキーボードを自分好みにカスタマイズすることができます。
カスタマイズ
F1~F12の合計12個のキーにマクロ設定
RGBライトの色、光り方を自分好みに
筆者はゲームの移動でよく使用するキー「WASD」を赤、その他を緑、Fキーを紫などに設定しています。
キー1つ1つ設定できるので自分の好きな色に設定してみましょう!

テンキーレスで机もスマート
筆者が使っている机はIKEAで購入した100×60センチサイズのテーブルです。
以前はテンキー付きのキーボードを使用していたのですが、マウスを左にガッと移動するときなどテンキー部分に干渉しちゃうんですよね・・・。
普段ゲームするときはマウス&キーボードでプレイしています。
急なアクションなどで干渉して「もおぉ!」という経験があるので以降はテンキーレスキーボード一択です。
マウスの操作可能範囲
テーブルの圧迫感低減
どちらもゲーマーにとってテンキーレスデザインは必須です。
プレイ中キーボードが動かない
滑り止めのラバーフィートが裏面に5か所付いていることで、激しいキーストロークでもしっかりと固定してくれます。
思ってるよりグリップが効くので安定感は間違いなしです。

レビュー:実際した感想
1年以上使用してみての率直な感想
「スイッチ交換・RGBイルミネーション・マクロキー」などカスタマイズ性が非常に高い+反応性などの機能面も良い=最高のキーボード
打鍵感は?
青軸ならではのカチカチとしたクリック感はクセになる気持ち良さ。
押した感もしっかりあるので、入力ミスなどは少なくなりました。
打鍵感が強すぎるということも特にないので、キーボードを使っていて気持ちいいですね!
以下は実際の青軸を押したときの動画です。
筆者のキーボードは文字を全部赤軸にしていて、矢印やDELETEなど他のキーを青軸にしています。
ゲームなら?
私は普段FF14のようなMMOをプレイしているため、FPSをそこまでやりこんではいません。APEXを少しやっていた程度です。
MMOとFPSをプレイしてみての感想としては・・・
- 移動時などWASDキーを多用するとうるさい
- ただクリック感が非常に良いので、操作ミスは全然なかった
- チャットだと多少カチカチ音が入る(特にうるさいとは言われなかった)
ゲーム用途としては、プロでも使用しているくらい反応性はいいので操作ミスがなくなるのが一番のメリットですね
MMOはそこまで反応性を求めることはないので、十分すぎるくらいの性能です。
ブログなど執筆作業は?
ゲーム用途だと大満足の性能でしたが、ブログなど執筆用途として考えると・・・気になる点も出てきました。
「Logicool G PRO X ゲーミングキーボード」は元々執筆用途で開発されていないと言ってしまうとおしまいなのですが、青軸は執筆作業に向かないなという印象。
理由としては下記の通り。
- クリック感が飽きてくる
- 入力が増えるとカチカチといった音がうるさい
- キーストロークはもう少し浅いほうが打ちやすい
飽きる
最初はクリック感が気持ちいいなーと使っていたのですが、ブログなど執筆作業が増えてくると飽きてきちゃいました。(私が飽き性だったということもありますが・・・)
うるさい
ブログなどで毎日3,000~5,000文字など入力していると、カチカチ音がうるさく感じます。
打ちごたえが仇に
入力する文字が多いときはキーストロークが浅い方が好みでした。青軸のメリットが逆にデメリットになった感じですね。
どちらかというと、低い方がシュバババババババババって入力できるので、執筆作業には赤軸などの方がいいかも。
結局執筆には?
気になる点はあるものの、さすがはゲーミングキーボード・反応性は非常に良いです。
私が気になったところはあくまで「軸」なので、「Logicool G PRO X ゲーミングキーボード」の最大の特徴である「スイッチ交換」を活用すれば問題解決です。
そのため私は文字のキーのみを赤軸に換装しています。他のゲーミングキーボードだったら交換できないので手詰まりでした・・・
デフォルトの軸が青軸だけなのが残念
軸を自由に交換できるといっても軸がなければ交換できないですよね。
正直最初から軸を揃えててくれると最高でした。(たぶん価格も1万くらい上がりそうですが・・・)
軸の使用感は触ってみないと感覚が掴みにくいので、ヨドバシカメラとかで触って確かめる方も多いかと思います。
ですが、私みたいに地方に住んでる場合とかは現物で確かめられないんですよね。
それか1つだけでも軸サンプルとか付けてもらえると嬉しかった。嬉しいですよ?ロジクールさん!
カスタマイズ性をメリットとして挙げている以上、カスタマイズが博打になりかねないのは正直残念・・・
絶対に保証書は保管しておこう
私は1年間以上Logicool G PRO X ゲーミングキーボードを使用してきましたが、一度故障しました。
具体的に
RGBが点滅するようになってその1週間後、RGBが全く光らない。それと同時にどのキーを押しても何も反応しなくなった
という現象がありました。結果、ロジクールのサポートに連絡してメーカー保証を使って無償で新品に交換してもらいました。
そういえばあのとき、購入店のド〇パラにも「壊れたー!」言ったら有償(1万)で修理しますと言われたんですよね・・・。やっぱりメーカーしか勝たん。
Logicool G PRO X ゲーミングキーボードが特別壊れやすいというわけではありませんが、メカニカルキーボードということもあり精密機械です。
自作PCなど作っているとわかりますが、意外とパーツは壊れます。
そのため、私がいつもパーツを選ぶ際は「メーカー保証」に重きを置いて選んでいます。
そのぶん本製品もメーカー保証が2年ついているので安心です。
ただし、保証書は絶対に捨てないで保管してくださいね!!
まとめ
総評!
- 青軸のクリック感はクセになる気持ち良さ
- 打鍵感が気持ちいい
- グリップ、LEDなど細かいところも良い
- 青軸は使用用途によっては微妙かも
- 青軸だけでなく、別の軸を確かめられる環境が欲しかった
「Logicool G PRO X ゲーミングキーボード」はテンキーレスなどデザイン性を最小限に抑えつつ、機能面は最大限に発揮している。そんなキーボードだと思います。
ゲームやライターなど使用方法によってメリット・デメリットが表裏一体となりますが、軸スイッチ交換で問題解決できるのはロジクールG PRO X ゲーミングキーボードだけの魅力ですね!
普段使いやゲームには最適案なキーボード!やはり人気なだけあって、買って損はない商品です。
