体験談 雑記

ベンチャー企業に向いてる人・向いていない人を解説

紫水
こんにちは。たかずんです。

 

ベンチャー企業と聞いてどんなイメージを持ちますか?

イケイケの社長がいる。

社員がほとんど年が近い。

キレイなオフィスで働ける。

私も上記のようなことを思っていました。

 

実際にベンチャー企業に転職してみて半年以上が経過し、当初のイメージと実際のベンチャー企業の実態が見えてきました。

そのため、実体験から見るベンチャー企業の向いている人・向いていない人を解説していきます。

今回はあくまで表面的な部分にはなりますが、今後就職や転職を考えている人は参考にしてください。

ベンチャー企業とは?

そもそもベンチャー企業とはどういった企業なのでしょうか。

ベンチャーとは、企業として新規の事業へ取り組むことをいう。このような事業をベンチャービジネス(英:Venture Business)という。事業は新規に起業したベンチャー企業によって行われるものを指すことが多いが、既存の企業が新たに事業に取り組む場合も含む

Wikipediaより引用

主に新しい事業を立ち上げるなどといった意味合いです。

立ち上げたばかりなので、あくまで"成長過程"の会社です。

稀にZOZOTOWNのような超ビッグな会社もありますが、ほとんどが零細企業や中小企業の中でも小規模な会社になります。

向いてる人

ベンチャー企業は、一般の企業と比べて特色が異なります。

ベンチャー企業ならではの特色はどんなことがあるのか。またどんな人が向いているのかをご紹介します。

将来独立したい人

ベンチャー企業はいろんな業務を経験することができます。

人材がいないぶん、1~10・最初~最後まで自分で案件を進めることも珍しくはありません。

激務になる可能性もありますが、経験を積むという点では一般の企業よりも有利です。

将来独立したいので経験を積みたいという人や様々な経験をしたいという人はおすすめです。

作られた道を進むのが苦手な人

ある程度大きな会社や歴史のある会社では、業務のマニュアルがあったりしますが、ベンチャー企業はマニュアルがない場合が多いです。

逆に考えるとマニュアルがある=すること・しなければいけないことが初めから決められています。

ベンチャー企業は基本的に新しいビジネスやサービスを生み出して展開していくのがメインになるので、1つ1つの仕事が初めて進める仕事というケースも珍しくありません。

そのため、マニュアルで決められた仕事をするよりも、自分で考えて仕事を進めたい・自分流で仕事を進めたいという方はおすすめです。

副業しやすい

最近は大企業でも副業を認めているところもありますが、実際は一部の企業のみ。

ベンチャー企業はもともと大企業ほど内部体制が固まっていない企業も多く、副業も認めてくれる会社が多かったりします。

柔軟な働き方ができるため、働き方の幅が広がります。

将来的に本業+αで副業も考えている人は最適な環境と言えるでしょう。

向いていない人

ベンチャー企業と聞いて「時代に合った働き方でカッコイイ」などイケイケなイメージも多くプラスのイメージが多いかもしれませんが、その分ベンチャー企業ならではの厳しい面もあります。

安定はしない

ベンチャー企業は基本的に成長途中の会社です。うまくいっているときはいいかもしれませんが、逆に受注がないなどの場合は他の業務の柱(リスクヘッジ)がないので、すぐに経営自体が危うくなります。

ボーナスも業績次第では「0」という場合も十分にあるため、収入が安定しません。収入が安定しない=税金にも関わるので、しっかりと注意して選ぶ必要があります。

教育がない

基本的にベンチャー企業は即戦力を欲しています。

元々その分野の知見があってベンチャー企業に入るなら気にすることはありませんが、知見・経験が浅い・未経験という方はベンチャー企業は避けるべきです。会社自体成長過程ということもあり、内部体制(特に教育)が整っていないことが多いです。

その会社に入る=その分野の仕事の知見を増やしたいという気持ちもあって選ぶと思いますが、ベンチャー企業の知見は「会社<個人」です。

常に自分で知識を身に付けていく意識・力が必要になります。

ネーミングバリューが『0』

ベンチャー企業は他の中小企業よりも会社同士のつながりが弱く、ネーミングバリューもないため信頼感も劣ります。

そのため、日本企業のよくある「この仕事=いつもの会社に依頼」というサイクルにはハマることはありません。

実績なく社会的にも未熟な会社であるため、新規の仕事を受注することは他の中小企業と比べると大変です。

自社で完結するサービスがないと詰む

ここが一番重要です。

自社サービスや自社商品を持っていない会社は避けたほうがいいです。

システム開発やWebサイト制作などの場合は、受注~納品まで全て自社で出来まるので大丈夫ですが、もし納品までに自社の中で対応出来ない仕事があったらどうするでしょうか。

 

外注です。

外注する分マージンがかかってしまいますし、実績という「数」を積み上げたいベンチャー企業は価格勝負のところもあります。

そうなれば『外注で単価が上がる⇒価格的に不利になる⇒受注できない』という悪循環に陥ることも・・・。

受注~納品の中で外注しないとできない業務がある職種であれば、ベンチャーは避けた方が無難です。

福利厚生が薄い

福利厚生こそ企業の規模によって大幅に左右されます。

大きい会社であれば社宅をもっていたり、住宅手当やお祝い金などの各種手当が手厚い会社もあり、中にはスポーツジムなどの設備も自由に使用できる会社もあります。

一方ベンチャー企業の福利厚生は期待できません。

もともと資本が少なく余裕のない会社も多いため、福利厚生などを手厚くしたい場合は必然的に中~大企業を選ぶことをおすすめします。

まとめ:転職するなら自社サービスを持つ会社

 

ベンチャー企業に向いている人と向いていない人、ベンチャーだからこそはっきり差が出ます。

 

ベンチャー企業に就職して一番「違うな~」って思ったことは

  • 教育の概念
  • 取引先(新規含む)のネットワークの小ささ

この辺が一番実感しました。取引先との繋がりって日本の社会ではかなり重要なことなので、そのへんが薄いのは"この先"を考えると不安にもなる点ですよね。

 

ベンチャー企業は将来的に独立などを考えてて、色んな経験を積みたいという方にはおすすめ

逆に周りと協力していきながら進めたい、ある程度安定して仕事をしたい人には厳しい世界です。

 

「就職するならベンチャー企業がいい。なんかカッコイイし」

「今の会社の社風が古いから、ベンチャーで柔軟に働こうかな」

なんて安易に考えてはいけません。

ちなみに私は結構安易に考えてベンチャーに転職した結果、あまりうまくいったとは言えない状況です。

 

メリット・デメリットをしっかり把握し、自分ならどっちが当てはまるのかをしっかり考えた上で就職・転職活動に活かしていきましょう

 

現場からは以上です。

紫水
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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紫水

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